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2005年05月29日

響け!!!

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先日、ある人に誘われて、タップダンスのライヴを観に行くことに。

生でタップダンスを観るだなんて、もちろん生まれて初めての体験。今回観たのは、タップダンサーの金子りずむ氏率いる、「平和の森」というバンド(ユニット?)。とりあへず、どういった編成かを説明しておこう。ピアノ、ベース、ヴォーカル、そして、タップが3人といった具合(ゲストで、ビオラが入る曲もあった)。つまり、ドラム等といった打楽器の代わりに、リズム楽器としてタップがあると言えばおわかりいただけるであろうか。もちろん、タップが主役。

演奏された楽曲は、いわゆるJAZZのスタンダードナンバーといったところがメイン。だから、殆どJAZZを知らない僕でも、「あー、聴いたことある」みたいな感じで、安心して聴くことができた。また、ジャコ・パストリアスの「The Chicken」といったような、ファンキーなナンバーもあった。

生で観るタップダンスの迫力はスゴイ。タップのリズムに思わず、ノッてしまう。曲のキメの部分で、ピッタリ決まった時なんかは、内心「ヨシ」などと気持ち良くなってしまっていたりする。また、よくよく耳を凝らして聴いていると、三者三様のタップのサウンドのキャラクターがあることにも気付く(これって、ドラマー的な聴き方?)。

そして、観ていて、聴いていて思ったのだが、タップってのは、いわゆる足で鳴らす打楽器という捉え方もできる。踊り手の持つスピリットのすべてが、音になって表れている。そう思うと、なんだか鳥肌が立ってくる。魂が響いてくる。タップの音に聴き入りながら、この人は、どんな10代をすごしていたんだろう。今までどんな練習をしてきたんだろう。また、ライヴの本番直前は何を考えていたんだろう。タップをやっている時以外は、何をしているんだろう。ちょっと、そんなことを想像してしまったりした。

演奏する側の気持ちが、ストレートに音になって表れるのが、打楽器なんだと僕は思っている。タップを打楽器と言ってしまうのは、ひょっとすると、ちょっと語弊があるのかもしれない。でも、タップを足で鳴らす打楽器という捉え方をするなら、打楽器ってのは、いや、もっと言うならば、人が生み出す音≠チてのは、これなんだよなあ。そういう実感を再び得ることができた。と同時に、ドラマーとしての自分に喝を入れたくなってしまった。

2005年05月28日

20050528 : 宅録スタート!

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昨夜のショボイ独りスタジオRecから一変、今日から宅録にスイッチです!

早速本題。まず自宅にはアンプが無い。という事でアンプ・シミュレーターを使うことに。手持ちの機材はTECH21 SANS AMP Classic。こいつが宅録全編を通してのキー・アイテムになりそうです。これって様々な評価を聞きますが、良い機材だと思ってます。最近はライヴでディストーションとして重宝してるんです。使い方はちょい難しめだけど、音づくりの勉強になる場合もありますね。フェンダー・ツインに近い音も出るみたいだし、クオリティ的にはノー・プロブレムでわないでしょうか。いずれにしてもRec後はEQ加工するのですが。

ライン録りを進めるにあたって気になるのはノイズ。アンプ代わりにSANS AMPを通すことになるから、そこに歪み系もかましたりすると、ノイズが重なって顕著に表れるのです。なんていうか、機械的に目立つ感じ?如何にノイズの少ない設定で音づくりをするかってのもポイントでしょうか。でも他のパートと重なれば聴こえなくなるよね。夢かもしれないけど。さてさて、録っていきましょうか。

“アヴァンギャルドでいこう!?”

手掛けるのは昨夜独りで滞ったファンキーな曲。これはコングロのアヴァンギャルドな部分を凝縮したタイプかな。基本的に1コードなので攻勢的な印象でしょうか。リズム・トラックになっているSEループが効果的に混ざったら、ちょっとしたトリップ感も出るかもしれない。

まずは全編通してストレートなカッティング。クリーンとクランチの2タイプ録って振り分けたい。録ってみると思ったよりも埋もれがちなので、いつもよりエッジーな設定です。でも、単に高域を上げ過ぎるとチープになりがち。レベルを上げるだけじゃアタックで割れてしまう。これは生アンプの音を想定するより、Recヴァージョンとしての音をつくり込んでゆく考え方でいきましょう。

歪み系は愛用のTS-9 トニー・ブルーノ・モディファイ

これも通常よりトーンを強めにセット。元々太めの音なんだけど、こもってつぶれないように、歪ませ過ぎないのが丁度良い。カッティングに被らない音色で、オブリ等を挿してゆきます。

そしてこの曲のキモであるワウのメイン・リフ。いつものオート・ワウ AW-2を駆使。音が減衰すると同時にモジュレーションがかかる機能を活かし、更にアームでぐにゃぐにゃに混ぜてゆく。ワウ+アームのちょいエグ・ヴィブラートなんてどうですかね♪ここではピーク音を整えるためにコンプをかませることを忘れずに。

お次はギンギンなソロ。ライヴのように、SANS AMPを爆音ディストーションの設定にして、一気にイッちゃいます。これでほぼカタチになってきました。あとは全体をチェックしながら部分的に録り直し等々。加えて、EQやエフェクト等、編集作業にも比重がかかりそうです。

20050527-odaka.jpgというわけで歌以外は一応コンプリート。この時点でAM 4:00を廻ってました。時間制限が無いと延々と熱中です。でも、決して順調だったわけではなく、リテイクはそうとうなもんです。際限なく気の済むまで作業出来るけど、こだわり続ければエンドレス。これが宅録のコワイところでしょうか。それにしても、腹減り、肩凝り、ネムネム〜。
でわ仮眠します.....zzz つづく。

2005年05月27日

20050527 : Feedback in Solitude

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今夜は独りでRecです。亀戸Beep個人練習でとりました。結論から言うと、独りでのスタジオRecは色々と大変ですね。身に染みましたわ。初っ端からそんな感想で済みません。

まず荷物の持ち運びの時点で体力消耗。ギター、エフェクター・ボード、PCと周辺機器。これを一気に運ぶためにキャリーを買ってみたんですが、これが思ったより使い勝手が悪い。平らな道ってほとんどないと気付いたり、階段も結局担がなきゃならない。しかも迷惑がられてしまいます。え〜ん。

更にスタジオに着けば、各機材のセッティングでかなりの時間を費やし、音づくりと入力調整も同時にしなければならないので、手際がすごく悪いのです。なんだかんだ独りでセッティングする事30〜40分。これじゃ落ち着いて良いプレイが出来ないじゃないですか。

それでも、ごちゃごちゃしたまま、無理矢理録音作業決行。何度も音づくりし直しながらとりあえず録ってみる。まずは埋めてみないと始まらない。Cubacisの操作との連動が不慣れで、プレイに集中出来ず、リテイクを繰り返す。もっと有効的に時間を使わなければ。そこでスタジオでしか出来ない事って何だろう?と考える…そうだ、フィードバックだ!これはアンプ無しの宅録では無理だ。アンプを大音響で鳴らせるのはスタジオだけだし。

200506odaka_02.jpgそこで、ある曲のフィードバック部分に集中することに。ギターの出力を目一杯上げてトレモロを通してみる。おぉ!来た来た!しかし、ほんのちょっとした角度で、そのトーンもサスティンも変化してしまう。本当はアンプの周りでフィードバックの梶をとりたい。リテイクの度に同じ音は出ないので、一度コントロールがコケてしまうと、また意図としたフィードバックを引っ張り出すのが大変。もうフィードバックってエフェクターが欲しいくらいです。(そういえばBOSSでDF-2って機種があったけど、想い描いてるフィードバック音は出なかったなぁ…)

フィードバックのリテイクを繰り返してるうちに、時間はあっという間に過ぎてゆく。何度やってもきりがないので、ある時点で見切りをつけ、ほど良い数テイクを残してあとは編集する事に。そして、気分的にこれだけじゃ成果を感じないので、なんとなく仮のバッキングを録ってみました。

結局、今夜録ったのってフィードバックだけ?あとは音のアタリを試しただけの、散々な独りレコーディング・ナイツとなりました。あぁ、なんて勿体無い時間の使い方…残念!(;_;)

独りで演るのもいいんだけど、やっぱりオペレートしてくれるパートナーが居た方が、作業的にも精神的にも捗りますね。でも、とりあえず次回からは、効率と利便性を兼ねて、宅録にスイッチしようと心に決めました。すっかりそういう状況に捕われ始めてますが、ハマってしまうのが否ではなかったりします。そんな自分に呆れながら、とぼとぼキャリーを引いて帰ると、無駄に手首がしびれたのは云うまでもありません。

もう明日から宅録やるぞ〜!

2005年05月21日

20050521 : 大人の引き算

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今日はリハ前にRec。前回に引き続きベース録りです。

手掛けるのは、コングロのラインナップ中、かなりシブイ曲。
ライヴでは、未だに思い描いたイメージ通りに、プレイ出来た感触が無いのです。しかしそこは録音。如何様にもつくりこんでいけるんじゃないかと。逆にRecヴァージョンを基準に、構築してった方が良いかもしれない。これはプリ・プロダクションを活かすタイプの曲だと思ってるんです。

そして参考イメージにしてるのは、一応、スティーリー・ダンを粗くした、みたいなサウンド。ちょいとおこがましいけど、あくまでも考え方として、そんなクオリティ目指せればなと。でも勿論、コングロ的解釈でいきますよ。

さて、ベース録り。
いつも通りいプレイしてみると、結構音数の多い事に気付く。それが全編に散らばってるので、展開に抑揚をつけるべく再構築。同じパターンのコード回しで出来てる曲なので、粗密と強弱のバランスが要です。フレーズの見直しを相談しながら引き算をしてゆく。この引き算てのが難しい。どうしても手を加えがちになっちゃうのが、若者の常。相応なアプローチなら“大人の引き算=シンプル”でいってみたいところです。
な〜んて気取ってみる?!(^^ゞ

考え方と方向性が纏まってきたところで、ソツのない2テイクが録れました。
一応これをベースにして、細かい修正はPC上で行います。

しかし録音となると、改めて見直す部分、結構多いですよね。SOUYAも普段は歌いながら弾くわけだけど、ベースのみを丹念に固めてゆくのは、かなり神経遣って矯正する部分もあるようです。真剣さあり、楽しさありの姿が眩しいよ☆この曲に関しては、ぼくも構築し直す方向なので、ベース録りを聴きながら妄想が拡がるばかりです。

とりあえず今日の録音は終了。
PCをそのまま預かり、次は独りでギター録りに取り掛かるのです。最近このCubasisでの操作にも、漸く慣れ始めてきたので、自分でどんどん録って進めちゃおうという計画です。
“大人の引き算”独りでどこまでいけるかな〜?

2005年05月14日

20050514 : 再開はベースから

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あわわ、ひっさびさです!諸事情によりRec滞っておりました。
前回から1ヶ月以上…嗚呼なんという…(-.-;

ま、言い訳はさておき再開です。
本日はベース録り。亀戸Beepにて二人きり。

早速、とあるファンキーな曲から取り掛かる。
最近はめっきりフィンガリングやスラップづくしのSOUYA。ピックよりもアタックのニュアンスが微妙なので、入力レベルの調節がシビアなんです。じゃコンプ使えって?でもコンプ使うと、更に設定バランスが難しいのです。とにかく、どんどんプレイしてみてスポットを見つけていきましょう。

この曲のポイントは、あるSEのループがクリックになってること。そこに生のドラム。更にベースをのせると、どっちに合わせていいか解らなくなったりします。一定したループのスピードに対し、生ドラムのズレが面味。でもライヴのような伸び縮みはしないから、かえって速く聴こえたり遅く聴こえたり。人間のリズム感覚って面白いですな。

しかもこのベース・ラインは、伸び縮みやタメ、アタックのタイミングが一挙に詰まったリフ。それが延々と続いて、グルーヴを成す感じなのです。ガイドや仮歌が無かったら、どこ弾いてんのか、すぐ迷子になっちゃいます。そんな子は困ります。でもここは鍛錬しかないのだよ、SOUYA。

そこにライヴで演ってる雰囲気も活かさなくては。マイクを立て、歌いながら弾いてみてはどうか。ムードづくりも大切です。勿論、先述のベース・ラインのグルーヴは意識しながら。ライヴのようにマイクに向かう姿勢で、実際歌いながらプレイ。

するとだんだんいい感じになってきたでわありませんか。
基本的にはいつも通りの感覚を活かすのがベターですよね。

ベーシック・ラインが纏まってきたとこで、アクセントの味付けを。
まずサビのロー・ポジを加えたい。しかし、既に開放弦を使ってるので、これ以上のローは無い。そこでチューニングを半音下げ。ギターではドロップ・チューニングはよく使うけど、ベースもやってみちゃう。
ついでにサビのオブリガードのフレーズを強調すべく、パリッと重ねてみる。トリルに苦労するSOUYA、指がイビツな動きに?!デッサン狂ってるよ〜。(笑)

そんなこんなで、一応漸くカタチになりました。結構苦労したみたい?
ひたすら同じリフの繰り返しなら、それこそ本当にテクノ的にループしちゃえば…とも考えましたが、やっぱこの曲はコングロらしく生かなと。
それにテクノ的アプローチの録音は、いずれ出てくるしね。近いうちに?!

つーわけで、本日は終了。早く次の曲へ取り掛かり給う!


余談ですが、Beepの傍には、とあるカレー屋が。此処いつも気になってたんです。今日はRec後のランチ・タイムに訪れてみました。此処のカレー、なかなかイケます、グー!でも立地が悪いせいか、あやしく感じてしまうんです。現にぼくらも今日まで入らなかったし。いい店を見つけるのは簡単じゃないけど、いい店なのにお客を呼ぶのはもっと難しいんじゃないかと。
つまり、音楽を人に聴いて貰うのも簡単じゃないのね。…どう?この締めくくり。(;^_^A
さぁ、またがんばろ〜!

2005年05月05日

右足にまつわる、私の遍歴

 ドラマーにとって、重要なアイテムのひとつと言えるのが、フットペダルだろう。では、僕の場合、これまでどんなペダルを遍歴してきたのか。ちょっと振り返ってみよう。

初心者の頃〜 YAMAHA FP-710 
 いわゆる、ベルト・ドライヴの銘器(後のFP-720)。動きの特徴としては、ガクン≠ニいう段がある。でも、未だにこのペダルの人気は高くて、これじゃなきゃダメってドラマーも多いみたい。

1989〜91年(高校生の頃) TAMA -------(型番を忘れてしまった。フットボードに斜めのラインが入っていた頃のもの)。 
 初めて挑戦した、チェーン・ドライヴのペダル(中古で購入)。パワーがあるものの、偏心ドライヴでかなり動きにクセがあり、尚且つ、TAMA独特の重さがあった。重すぎて、結局使いこなせず。

1993〜96年(大学1〜3年生の頃) Pearl P-880P、P-885P 
 チェーン・ドライヴ、そして真円ドライヴの銘器とも言えるのではなかろうか。最初に踏んだ印象としては、まずフットボードの小ささ=踏み心地の軽さが衝撃的だった。反応の良さとパワーを両立したペダルとして、長きに渡り、お世話になった。P-885Pは、P-880Pに改良を加えた、後継モデル。

1997〜2002年 Ludwig Speed King  
 おそらく説明不要。銘器の中の銘器。あのボンゾや、イアン・ペイス、リンゴ・スター、また日本では高橋幸宏も使っていた。軽い動きが特徴で(でも実は、クセのかたまりのようなペダルだったりする)、コングロに入ってからも、しばらく使っていた。しかし、単音では十分通用するものの、細かいフレーズになると、いかんせん、パワー不足が如実に表れるという結果に。でもそれは、コングロに入った時点で、ベードラで創り出すフレーズが、それまでとは変わってきた、或いはそれまでとは違った踏み方を要求されるようになったというのもあったのかもしれない。

2003年 TAMA HP-200 
 久々に使ったTAMAのペダル。シンプルなデザインが一番の特徴。フットボードのデザイン等が改良されているせいか、かつてのTAMAのペダルに比べ、幾分アクションは軽くはなっているものの、やはりTAMA独特の重さは相変わらず。また、偏心ドライヴの為か、やはり、クセのある動きに泣かされることに。

2004〜2005年4月 TAMA HP-900R 
 TAMAのペダルの看板商品、アイアンコブラシリーズの真円ドライヴのモデル。真円故の素直な動きが特徴…、のハズなのだが…。単音で大きい音を出す分には、全く苦にならない。しかし、今回もまた、TAMA独特の重さに泣かされることに。特に、細かいフレーズの時(例えば、アップ・ダウンで連打する時とか)、目一杯体重を乗っけないと、音にならない。て言うか、これまでずっと思っていたんだけど、TAMAのペダルって、フットボード自体が無意味にデカすぎ(米国人向けなのか?)。尚且つ、重すぎ。かつて、カムコのOEMで、ちっちゃいフットボードの、軽いタイプのチェーンドライヴのペダルを出してた時期もあったんだから。なんでそれに準じたような、軽めのペダルを商品のバリエーションとして、ラインナップに加えないのかなあ。単純な疑問なんだけど。だって、TAMAがラインナップしてるペダルって、総じて、全部重めのペダルだけだし(せっかくタイコはいいもの作っているのに)。

 ということで、今度は何を選ぼうかなと、検討中なんだが…。再びLudwig のSpeed Kingに挑戦したい気もするし。でも、Speed Kingってのは、かつて、ボンゾやイアン・ペイスが名演を残したということで伝説のペダルとなったもの。しかし、それは、機材が今のように豊富ではなかった、あの時代だからこそっていうのもあるんじゃないのかな。じゃあ逆に、今のこの時代は、何がこの先名演(謎演?)を残して行くイクイプメントとなりうるのだろう?
 でも、楽器ってのは、あくまでそれを演奏する側があってのもの。こんなこと言ってるヒマがあるんなら、とにかく練習練習。